理事長挨拶

一般社団法人日本顎顔面補綴学会 令和8年(2026年)総会にて、第12代理事長を拝命いたしました大山哲生でございます。
本学会は、腫瘍、外傷、先天異常などによる顎顔面領域の欠損に対し、義歯や歯科インプラントなどを用いて、損なわれた機能や形態の回復を図るための医療材料・技術等の研究と普及を推進する学術団体です。私たちの使命は、患者さんが再び「笑顔で話し、味わって食べる」という当たり前の日常を取り戻し、自信を持って社会へ復帰できるようにサポートすることに尽きます。
近年は、超高齢社会に伴い口腔・顎顔面領域の腫瘍などによる欠損患者数が増加傾向であるとともに、医療技術の進化も目覚ましく、顎顔面補綴の分野にも大きな変化をもたらしています。このような変革期において、本学会はこれまで新規医療材料の開発、先進的な医療技術の保険収載や診療ガイドラインの作成のみならず、若手研究者に対する支援、関連他学会との共同研究等を推進してまいりました。
今後はさらに最新の知見を蓄積・発信するとともに、歯科医師、医師、歯科技工士、歯科衛生士、言語聴覚士をはじめとする多職種が強固に連携し、大学病院をはじめとする専門医療機関のみならず、地域医療も含めて、広く国民の皆様の健康を守るという大きな責任を果たせる学術団体であり続けなければなりません。
本学会が、医療従事者にとって研鑽の場であり、患者さんや社会から信頼される学術団体であり続けられるよう、誠心誠意その発展に努めてまいります。会員の皆様をはじめ、関係各位のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
理事長 大山 哲生
