理事長挨拶
一般社団法人 日本顎顔面補綴学会理事長を拝命いたしました松山美和です。
一筆ご挨拶申し上げます。
本学会の名称の「顎顔面補綴」とは、がんや外傷、炎症、先天性奇形などが原因で生じた顔面や顎骨、その周囲組織の欠損を、非観血的あるいは手術と併用して、人工物(補綴装置)で修復補填し、障害された機能と形態を回復・改善する治療のことです。
近年は社会の高齢化に伴い口腔・顎顔面領域のがん患者も増加傾向にあり、この領域のリハビリテーションは以前にも増して重要な課題となっています。これに取組む本学会は歯科医師のみならず、医師、歯科衛生士、歯科技工士、言語聴覚士の会員も多く所属しています。毎年学術大会や教育研修会を開催し、定期的に学術誌を発行し、認定医・認定士制度を導入して、会員の顎顔面補綴に関する研究および臨床の能力向上を図っています。
本学会のこれまでの活動において、新規材料の開発、新技術の保険収載、診療ガイドラインの作成などいくつもの成果をあげてきました。また、若手研究者に対する海外研修の機会も作ってきました。
今期はこれらの活動を継続するとともに、新たに、関連する他学会と連携強化を図りさらに顎顔面補綴の研究・臨床・教育を推進すること、われわれのもつ顎顔面補綴の知識と技術を地域医療に広く提供し支援することを活動方針に加え、国民のみなさまの健康と福祉の増進に貢献していきます。
理事長 松山 美和

