顎顔面領域における補綴治療の学術的発展と臨床技術の向上を目的として設立された学術団体です。先天的欠損や腫瘍切除、外傷などにより顎や顔面の機能・形態を失った患者に対し、補綴装置を用いて「咀嚼・発音・嚥下・審美」などの機能を再建し、生活の質(QOL)の向上を図ることを使命としています。

本学会の趣旨に賛同し、顎顔面補綴学の発展に寄与したいと願う方々の入会を歓迎しています。

会員には、学術大会への参加、学会誌の配布、会員限定の研究情報・教育プログラムへのアクセスなど、学術交流の機会が提供されます。

顎顔面補綴に関する診療の質向上と標準化を目的として、各種ガイドラインおよび臨床解説書を策定・公開しています。これらの資料は、顎顔面欠損患者や咬合・発音・嚥下・審美機能の回復を必要とする患者に対して、安全で効果的な治療を提供するための科学的根拠に基づいた指針です。

顎顔面補綴学の発展と専門家の育成を目的として、定期的に教育研修会および学術大会を開催しています。

これらの活動は、臨床・研究・教育の各分野における最新の知見を共有し、多職種間の連携を強化する重要な機会です。

学会誌を定期的に発行しています。

本誌は、顎顔面補綴に関する研究成果、臨床報告、技術開発、教育・学術活動などを幅広く掲載し、本領域の発展と学術交流を目的とした専門学術誌です。

学会運営の円滑化と顎顔面補綴学のさらなる発展を目的として、複数の委員会を設置しています。

各委員会は、それぞれの専門的視点から学術・教育・広報・倫理・認定制度などに関する企画・審議・実施を担い、学会全体の質の向上と社会的信頼の確立に寄与しています。